<白>はシャルドネが主で、アリゴテが数%ある。フレシュな軽快な辛口で、大量に造られる日常用の若飲みタイプ。
<赤>はボーショレと同じガメイ種が主だが、ピノ・ノワールを使うものもある。ボージョレー・タイプのものと、ボショレーに較べるとやや荒いが、タンニンの強いコクがあるタイプの2つがある。
<ロゼ>は果実香豊かで軽快、若飲みタイプ。
生産量
白: 5,7140hl(99.35ha) 赤・ロゼ:15,831hl(350.44ha)
Macon-Villages
(マコン・ヴィラージュ )
このACは、単なるマコンACより1ランク上の銘柄で、生産量はこちらの方が多くて、全体のほぼ3分の2を占める。
ワインはマコンと同質だが、なかには、良質のシャルドネ種を彷彿させる深い味わいを持つものもある。
なお、この地区の43ヶ村はこのACを名乗る時、
Villages(ヴィラージュ)
と言う語を生産地の村名と置きかえることもできる。
生産量
赤:11,695hl(206.2ha) 白:191,681hl (3,091.4ha)
*上記の2つのACには、Superieur
(シュペリュール)を付記するものがあるが、これは、アルコール度数等若干高いもので、上質といわれているがあまり差は無い。むしろ、造り手による味わいの違いの方が大きい。