グラーブ北部のボルドーの街の南からペサックとレオニャンとその周辺の8つの村がこの村名AOC。
グラーブの格付けシャトーが殆どこの地区に集中していることから見ても、この地区が古くからのグラーブの名醸地であることがわかる。
土壌がガロンヌ川に近い一帯は大きな砂利で色も黄土色、その東側は小さな白い砂利。
そのためワインも一様ではないが、強いて言えば、芳香が華やかで、多彩。ボディーもしなやか。
<白>は、同じ辛口でもブルゴーニュのあの酸味は持ち合わせていないが、ボディーのしっかりしたもので、特有の味わいを持つ優れた1つのタイプ。
若いワインは、フルーテイーで、豊かな香りを持ち、バランスがよく、薄いレモン色、熟成すると豊かな黄金色に変わる。 近年品質向上著しい。
生産量
赤: 60,381hl (1,385ha) 白: 10,178hl(254ha)
主品種
<赤>カベルネ・ソーヴィニオン、カベルネ・フラン、メルロ