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      プロヴァンス中央部の小石混じりの斜面と石灰質の台地(標高平均350m)に畑が広がるから、地中海性気候だが、他のプロヴァンス地方より大陸性がある。
      産するワインの多くは<ロゼ>で、フレッシュでフルーティー。<セニエ法>で造られるものが多い。
  
      <赤>も<白>も造られてはいるが、極僅か。いずれも若飲みタイプ。
      
    
      このAOCは、比較的に新しく出来たもので、1984年、Vins de Pay地区からVDQS地区に昇格し、1993年、独立のAC地区に昇格した。 
  
      プロヴァンス中央部の小石混じりの斜面と石灰質の台地(標高平均350m)に畑が広がるから、地中海性気候だが、他のプロヴァンス地方より大陸性がある。
      産するワインの多くは<ロゼ>で、フレッシュでフルーティー。<セニエ法>で造られるものが多い。
  
      <赤>も<白>も造られてはいるが、極僅か。いずれも若飲みタイプ。 プロバンス西部に当たるこのACは、北はデュランス川に始まり、南はマルセイユ近郊の地中海沿岸の村々に及ぶ広大な産地。
   
      プロバンス西部に当たるこのACは、北はデュランス川に始まり、南はマルセイユ近郊の地中海沿岸の村々に及ぶ広大な産地。 
       
        このACは、プロヴァンスの西の玄関口にあたる。アヴィニヨンとアルルを結ぶ線の東に広がっている。
        このACのほぼ真中に、St-Remy(サン・レミ)の町がある。ノストラダムの出生地で、又炎の画家・ゴッホが晩年多くの傑作を描きながら療養していた病院でも有名。
        西南にはドーデの「風車小屋便り」の舞台となった風車が残るFontvieille(フォンヴィエイユ)村がある。また、その北には古代都市グラヌムもあって、プロバンスでも別の文化圏と言えなくもないところ。
  
    1995年、AC昇格の比較的新しいACだが、ワインは個性的。多く造り手が有機農法やビオディナミ農法を実践している地でもある。
    <赤>は、最低12ヶ月の樽熟成を課していて、力強い熟成型。
    <ロゼ>も造っていて、<セニエ方式>で造るワインは、非常に爽やか。生産者による品質のばらつきが少なくない。