このACは、ジュラ地方広域に渡り、105ヶ村にまたがっている。
ジュラ地方の葡萄栽培の歴史は古く、ブルゴーニュ地方と同じ3世紀に遡るといわれている。
この地の特有種・サヴァニャンは、1223年頃には栽培されていたと言う記録が残っている。
赤、白、ロゼが造られていて、<白>と<赤・ロゼ>とほぼ半々。
<白>は、黄金を帯びた黄色で、複雑で個性的な強いアロマとブーケを持つ。フルーティーで、酸味の切れのいい若飲み辛口。
<赤>は、淡いルビー色、芳香高いアロマを持ち、すっきりした味わいで腰が強く、熟成にも絶えるものも少なくない。
<ロゼ>は、<セニエ法>で造られ。フルーティー爽やかな口当たり。若飲みタイプ。
品種
<赤・ロゼ>プールサール、ピノ・ノワール、トルーソー。<白>サヴァニャン・ブラン、シャルドネ、
生産量
25,393hl (607ha)
Crémant de Jura (クレマン・デュ・ジュラ)
ジュラ地方で作られる発泡ワインはすべてこのACを名乗る。1995年AOCに認定された。
シャンパーニュと同じ「瓶内二次発酵方式」で作られる。<白>と<ロゼ>がある。
使用品種は、ピノ・ノワール、プールサール、シャルドネ種。
生産量
18,146hl (298ha)