シャンパンの最高の造り手と言われている。古樽を使い、低温長期発酵を行い、徹底した伝統的、職人的ワイン造り。
その品質に掛ける徹底さは枚挙にいとまはないが、毎年売り出すワインの6年分以上(350万本)を常時ストックしていることでも破格で、入念さを明らかに示す数字である。
長期熟成。優雅、洗練、精妙そのもの。シャンパン愛好家にとっては、贅の極み、宝物。特に
Clos du Mesnilは、稀少品で、ル・メニル・シュール・オバーニュのベネディクト修道会の古い葡萄園(1698年まで歴史を遡れる由緒ある畑)のブドウだけで造ったもの。
シャルドネだけを小さな古樽で発酵させたブランド・ブランの白眉、幻のシャンパンである。
1999年レミーマルタン・グループからモエ・ヘネシー・ルイヴィトン・クループの傘下には入ったが、運営はクリュック一族が取り仕切っていて、その運営に変わるものはない。
栽培地:(赤)10haの所有畑+葡萄購入(白)10haの所有畑+葡萄購入
生産量: 50万本