大鼻の騎士「シラノ・ド・ベルジュラック」物語が、この町の名を有名にしている。畑は、ベルジュラックの町を大きく取り巻きドルトニュー河の両岸の丘陵や大地にある。
<赤>は、メルロ種40~50%で、香り高く柔らかな口当たり、若飲みタイプ。
<白>は辛口。セミヨン種40~50%で、肉付きよくフレッシュ、果実香あり、若飲みタイプ。
近年ソーヴィニョン・ブランの比率を高め品質向上。周辺に甘口の白の有名な産地が集中しているため、Sec(セック-辛口)を付けて、<Bergerac Sce>とAC標記する。
<ロゼ>は、カベルネ系品種を使い、マセラシオン方式で造る。色はサーモンピンクで、フレッシュ風味。
品種
<赤・ロゼ>メルロ、カベルネ・ソヴィニョン&フラン、コット。<白>セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル、シュナン・ブラン
生産量
378,565hl (6,934ha) 赤:70%、ロゼ:14%、白:16%
Côte de Bergerac
(コート・ド・ベルジュラック)
このACは、地理上ではベルジュラックと同じ。生産上の規制が厳しく、格上。
<赤>は、色が濃く木樽で熟成、骨組みがしっかりしていて複雑さが増し、5,6年で開花する。
<白>は、多くはセミヨン種主体の甘口。ボディーは豊かで保存が利く。
生産量
70,000hl (1,622ha)