 セントラル・フランス   (Central France)のブドウ畑は、ロワール川やその支流が造った台地にある。冬寒く、夏暑い大陸性気候の影響を色濃く受ける。
    夏の日照は葡萄に力を与えるが、厳しい冬は地勢によっては霜害に痛めつけられる所も少なくない。
  
    貝殻を含む粘土石灰岩からなる「白い土地」と呼ばれる特徴的土壌で、ソーヴィニョン・ブランの単品種から造る個性的な<辛口白>の名産地。
  
  サン・セール & プイィ・フュメ は、全ロワールで、最も名の通るワインで、「大使」格にあたる<辛口白>。日本でも愛好者が少なくない。
  
    セントラル・フランス   (Central France)のブドウ畑は、ロワール川やその支流が造った台地にある。冬寒く、夏暑い大陸性気候の影響を色濃く受ける。
    夏の日照は葡萄に力を与えるが、厳しい冬は地勢によっては霜害に痛めつけられる所も少なくない。
  
    貝殻を含む粘土石灰岩からなる「白い土地」と呼ばれる特徴的土壌で、ソーヴィニョン・ブランの単品種から造る個性的な<辛口白>の名産地。
  
  サン・セール & プイィ・フュメ は、全ロワールで、最も名の通るワインで、「大使」格にあたる<辛口白>。日本でも愛好者が少なくない。
  
 
   
  
   
 プイィ・シュル・ロワール(Pouilly-sur-Loire)の町を中心とするこのAOCの畑の歴史は古く、ガロ・ローマ時代からのようだが、その名声は、中世のベネディクト修道会に属するようになってからである。
  
プイィ・シュル・ロワール(Pouilly-sur-Loire)の町を中心とするこのAOCの畑の歴史は古く、ガロ・ローマ時代からのようだが、その名声は、中世のベネディクト修道会に属するようになってからである。 1998年にACに昇格した若いこの「コート・デュ・ジャノワ」は、ジャン(Gien)という村の名から付けられらた。オルレアンからロワール右岸を60kmほど遡ったところにあるこの村から、上流の14ヶ村のAC。
畑は古く、13世紀の王宮に供されたと言われている。若飲みタイプの白・赤に少量のロゼを産す。
    
1998年にACに昇格した若いこの「コート・デュ・ジャノワ」は、ジャン(Gien)という村の名から付けられらた。オルレアンからロワール右岸を60kmほど遡ったところにあるこの村から、上流の14ヶ村のAC。
畑は古く、13世紀の王宮に供されたと言われている。若飲みタイプの白・赤に少量のロゼを産す。 <サン・セール>の西に地続きの、このACは、地勢がやや平坦で、林の中に畑が散在している。
 
    
<サン・セール>の西に地続きの、このACは、地勢がやや平坦で、林の中に畑が散在している。 古都ブールジュ(Bourges)の西、ロワール支流のシェール川の左岸に畑がある。
 
古都ブールジュ(Bourges)の西、ロワール支流のシェール川の左岸に畑がある。 <ガンシー>の南西で、やや高地に畑がある。アルノン川が中央を流れるAC。AC認定も1937年だから、早い。
 
  
<ガンシー>の南西で、やや高地に畑がある。アルノン川が中央を流れるAC。AC認定も1937年だから、早い。 このACは、ローヌ・アルプス地域の北西部に位置し、マコンやリヨンからは60km程度しか離れていない。ボージョレーの葡萄畑の東に位置するロワール最上流部渓谷にある。AC昇格は1994年。
  
  その中心の町・ロアンヌ(Roanne)は、ローヌ河の航行が可能な地点で、パリとリヨンを結ぶ主要道路上にあるため、古代から宿場町として発展してきた。
  
  ワインはロゼと赤を産す。ボージョレーに近いから使用品種は共にガメ種。
 
  このACは、ローヌ・アルプス地域の北西部に位置し、マコンやリヨンからは60km程度しか離れていない。ボージョレーの葡萄畑の東に位置するロワール最上流部渓谷にある。AC昇格は1994年。
  
  その中心の町・ロアンヌ(Roanne)は、ローヌ河の航行が可能な地点で、パリとリヨンを結ぶ主要道路上にあるため、古代から宿場町として発展してきた。
  
  ワインはロゼと赤を産す。ボージョレーに近いから使用品種は共にガメ種。 <コート・ロアネーズ>から更にロワール河を上流(南)に遡る、中央山塊の山脈の東斜面、ロワール河左岸に、このACの畑はある。緯度としてはリヨンより更に南、ロ-ヌ地方の町ヴィエンヌに近い。2000年のAC昇格。
この地もガメ種を使い、<ロゼ>と<赤>を産す。ワインのタイプも造り方も<コート・ロアネーズ>にほぼ同じ。
中心の町モンブリゾン(Montbrison)は、中世フォレ伯爵領の都として栄えたが、18世紀、近くで石炭が採掘され、多くの炭鉱労働者が集散した。その結果、その労働者の喉の渇きを癒すため、この地のワインの生産は飛躍的に増大した。
 
                    
<コート・ロアネーズ>から更にロワール河を上流(南)に遡る、中央山塊の山脈の東斜面、ロワール河左岸に、このACの畑はある。緯度としてはリヨンより更に南、ロ-ヌ地方の町ヴィエンヌに近い。2000年のAC昇格。
この地もガメ種を使い、<ロゼ>と<赤>を産す。ワインのタイプも造り方も<コート・ロアネーズ>にほぼ同じ。
中心の町モンブリゾン(Montbrison)は、中世フォレ伯爵領の都として栄えたが、18世紀、近くで石炭が採掘され、多くの炭鉱労働者が集散した。その結果、その労働者の喉の渇きを癒すため、この地のワインの生産は飛躍的に増大した。